Column
コラム

たくちゃんの日常(整骨院派)

健康
著者:川辺拓史

私は怪我をしたとき、整形外科ではなく、整骨院(接骨院)に行くことにしています。

厚木に越してくる前ですが、都内の大きな駅の階段で人雪崩に巻き込まれ、右脚の大腿骨を骨折したことがあります。3ヶ月間寝たきりで、杖が取れるまでに半年も掛かりました。
骨折した箇所は大転子の少し下で、最初に運ばれた病院では手術で大腿筋を10cm割くとか、場合によっては人工関節と言われました。
体にメスを入れたくなかった私は、当時かかりつけだった接骨院の先生に相談して、すぐに病院を出て自宅治療に切り替えました。
そして3ヶ月間毎日、接骨院の先生がうちまで出張治療にきてくれたおかげで、私の脚は傷跡も後遺症もなく綺麗に治りました。
娘も脛の骨を骨折したとき、同じ接骨院で治してもらっています。

整骨院の先生はレントゲンを使わない代わりに、レントゲンに写らないところまで見えているようで、体の構造をとてもよく知っています。治療の過程で色々教えてもらえるので勉強にもなります。

一方、その大腿骨骨折から数年後、記憶を失うバイク事故にも遭っており、その時は病院の整形外科で治療を受けました。しかし、整形外科ではレントゲンに写るところしか治してもらえず、退院後もしばらく痛みや不調が続きました。結局、最後は接骨院のリハビリによって回復。

どこの病院や整骨院であっても担当医次第だとは思いますが、そんな過去の経験から、私が選ぶのは整骨院と決めています。



今は、1週間前にトレーニング中の怪我で左の胸と背中を筋挫傷と筋膜炎を発症させてしまい、再び整骨院のお世話に‥
厚木に来てからはかかりつけと呼べるところはなく転々としてますが、今回は背骨コンディショニングの担当インストラクター SAKIさんに紹介してもらった整骨院に通い始めました。

一番痛いのは左の肩甲骨周りと僧帽筋なんですが、診断の結果は左の手と前腕疲労が原因。
全然関係なさそうな手のツボを押されたら患部に激痛が走りました。

先月までの2ヶ月間はダブルスプリットと高重量トレーニングで骨格筋量を自分のピークまで増やしたのですが、そのツケです。きっと。
私はウエイトスタックよりもプレートロード、
バーベルよりもダンベルなので、準備の段階で手が疲れます。
体の反応が良い時ほど、扱う重量やセット数が増えるので、こうした反動が出がち。それは私に限ったことでなく一般的にもです。


ケガをしても「休む」という選択肢は私には取れないので、7〜8月は治療を続けながら週9回の筋トレを週6回に減らし、同時に強度と骨格筋量も落ちてしまいますが、一番大事な習慣は守ります。
そして9月からの2ヶ月を次の増量期としてサイクルを繰り返していきます。
それが55歳のピリオダイゼーション。


筋肉になりやすい赤身肉はこうした肉離れの早期回復に勧められる食材であることは言うまでもありません。

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