Column
コラム

たくちゃんの日常(リストラップ)

トレーニング
著者:川辺拓史

手首保護のために使っている人が多いトレーニングギアです。
私は目一杯重いものを持つときでも、グローブやリフティングベルトは使わず、その方がしっかりと体幹に力が入り、無理のない位置でフォームが固定すると感じています。リストラップも同じ理由で使っていませんでした。
しかし、肘を痛めてから1年近く経っても治らず、2ヶ月前に手首に軽い痛みを感じた時点で悪化させないよう使い始めました。

実際に使ってみると、テーピングより手首を固めることができるので、重たいウエイトでも気を抜いて持つことができます。

硬さや長さは商品によって異なり、
硬いタイプだとセットごとに外したくなるような締め付け感と硬さで、しっかりと手首を固定してくれるので高重量のベンチプレスやダンベルプレスに向いています。

柔らかめのタイプは長時間のトレーニングでも快適に使用できるため、ダンベルワークや長時間のトレーニングセッションに向いています。
これはイイと思ったのが、手首に負担のかかりやすいバーベルカールとサイドレイズ。前腕の力を抜けるからターゲットとなる筋肉を意識しやすくなります。

また内巻きと外巻きでも若干の違いがありますが、そこはあまり気にせず着けやすい方向を選べば良いと思います。

リストラップは今でも毎回使っているわけではなく、素手の方が感触が良く、微妙な軌道のズレなどを感じ取りやすいのであまり頼り過ぎないようにしています。
あって損はありませんが、怪我をしたときのサポートや怪我予防に役立つギアとして参考にしてください。

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