Column
コラム

たくちゃんの日常(IDENSIL/遺伝子を知って、より効果的に)

トレーニング
著者:川辺拓史

私たちのカラダには、生まれつきの「体質」や「傾向」が遺伝子レベルで組み込まれています。
遺伝子だけで全てが決まるわけではありませんが、
自分の体質を知ったうえで運動メニューや食事内容を考えることができたら、より効率的に自分に合ったアプローチができるようになるでしょう。

そんな遺伝子情報を調べてくれるのが「IDENSIL(イデンシル)」です。
42種類の遺伝子を解析し、次のような15項目について、それぞれ5段階評価にまとめられてきます。
・筋線維のタイプ(速筋・遅筋の比率)
・瞬発力・持久力の適性
・スポーツ傷害(筋損傷・疲労骨折・靭帯損傷)へのリスク
・筋肉量の維持・発達しやすさ  など

評価項目ごとに、簡単なサマリーはついてきますが、
IDENSILの結果レポート一式をPDFのままCHAT GPTに読み込ませると、分かりやすい解説と評価、アドバイスが出てきます。
更に突っ込んだ具体的な食事プラン、トレーニングメニューについて尋ねても、参考になる内容で返ってきます。

私の総合評価は、
「バランス型のオールラウンダー体質で、パワー系トレーニングにやや強みがありつつ、筋肥大・筋力維持がしやすいタイプです。ただし筋損傷のリスクには注意が必要。しっかりとコンディショニングを行えば、トレーニング効果がしっかり出やすい優秀な体質です。」
でした。
怪我を繰り返し、そのたびに落ち込んだり増量と回復を繰り返している私は、遺伝情報そのものです。

こうした情報がない中でも、日ごろから自分にはどのようなトレーニングや食事が合っているかを考えながら試行錯誤しているもので、長くやっている人ほど停滞したり、変化が見えにくくなり悩む場面も出てきます。
そんなとき、こうした情報がより貴重に感じられるかもしれません。

Page Topへ